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前立腺がんの超音波治療「高密度焦点式超音波治療法(HIFU:ハイフ)」

HIFU(ハイフ)は前立腺全摘除術や密封小線源療法と同じく、前立腺癌に対する根治的治療の一つです。経直腸的にプローブを挿入し、凹レンズにより集束 された超音波によって前立腺を焼灼します。特徴として非観血的治療であること、超音波を使用するため周囲組織への影響が極めて少ない こと等が挙げられま す。通常、腰椎麻酔下にて治療を行い、入院期間は2泊3日となります。
ハイフイメージ

当院におけるHIFUについて

ハイフ

当院では2003年11月よりHIFUを施行しております。

治療成績は、単独治療群(内分泌療法、放射線療法等の術前治療なし、観察期間1年以上)86名において非再発率は81.4%であり、外科的手術と同等と考えられています。
合併症は、2週間以上続く尿閉が24.4%、処置を必要とする尿道狭窄が23.3%、尿路感染が5.4%、1年以上持続する尿失禁が1.6%、尿道直腸瘻が1.6%にみられました。

なお現時点では健康保険の適応外ですので、治療費は自己負担となります。治療費につきましては当院までお問い合わせ下さい。
早期前立腺癌の治療選択肢として手術、放射線治療と共にHIFUについてもご提示いただければ幸いです。

なお当院では愛知県在住など、県外の方に対してもHIFU治療を行なっております。その他、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談下さい。

HIFUによる治療法の特長

  1. 身体に傷がつかない
  2. 治療時間が短い(約2時間)
  3. 何回でも繰り返し治療ができる
  4. 他の治療法による再発症例の治療ができる
  5. 合併症が少ない
  6. 入院期間が短い(2泊3日)

などがあげられます。

HIFUに関する よくあるご質問

すでに放射線治療を受けているのですが、HIFUの施行は可能ですか?

可能です。放射線外照射後でも、小線源療法後でもHIFUは行えます。

HIFUを施行できないケースはありますか?

前立腺が非常に大きい場合はHIFUを施行できません。このような場合は内分泌療法で前立腺を小さくしてからHIFUを行います。また、前立腺内に1 cm 以上の結石がある場合は術前に経尿道手術によって結石を除去する事があります。

「超音波で見ながら焼く」ということですが、超音波でどこに癌があるのかがわかるのですか?

HIFUでは癌が前立腺のどこにあるかに関わらず、前立腺全体を照射します。したがって凝固壊死効果が十分なら、前立腺を全部とってしまうのと同等の効果が期待できます。

術後の痛みはありますか?

傷がないので痛みはほとんどありません。ただ術後しばらくは前立腺のむくみにより尿道が圧迫され、排尿できない状態が続きます。そのため術後2週間程度、尿道カテーテルを留置します。このカテーテルがややわずらわしいかもしれませんが、そのまま入浴もできますし、着衣で外見からはわかりません。

前立腺癌の手術をするとインポテンツになるといいますが、HIFUではどうですか?

術前に性的活動性があり、HIFU後も維持できた方の割合はおよそ50%です。

健康保険の適用はありますか?

現時点では健康保険の適応外ですので、自費診療となります。
詳しくは当院までお問い合わせ下さい。

治療効果はどのくらいですか?

治療成績は手術、小線源療法と同等です。

術後はどのように経過をみるのですか?

術後6ヶ月までは1月ごと、その後は2~3ヶ月ごとにPSAを測定していきます。術後6ヶ月の時点で前立腺生検を行い癌細胞の残存の有無を調べます。

再発した場合はどうするのですか?

転移のない局所再発であれば、手術、放射線療法、2度目のHIFUなどの選択肢があります。

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